三枚重つまみ(さんまいかさねつまみ)

こちらの投稿にあります「赤い古布のリース」に

#三枚重つまみ というタグを入れてみました。

「二重つまみ」があるのでつい「三重」と言いたくなりますが、「にじゅう」なので「さんじゅう」なのか?「みえ」なのか?県なのか?それに「つまみ」だって、酒のつまみ、扉のつまみ、連想するものが多い。なにより、三枚重ねた作品も名称も師小田彦三郎が作ったものなのです。

ネット検索程度では見つけられないが、歴史ある文献を1つ1つ紐解けば、江戸時代だの明治時代だのに三枚、四枚と重ねたつまみ細工もあったのだ…みたいなことがあるかも知れません。つまり師匠が初めてではなかったということもあるかも知れない。それに七枚八枚と重ねまくったものも見たことがありますが、それは海外の作品でした。(どこのお国なのか、作り方も同じ。見ていると人間の思考って変なところで世界共通人間であるって感じが面白いなと思う。)

でも。やはり一人で試行錯誤の末に世に出した後、この程度のことなぜ気づかなかったとか、気づいていたけど先を越されたとか、なるほど出来そうな物だから作ってみよう、同じタグを付けてみよう…と、ほとんどは悪気なく、でも作者からすれば引き千切るようにさまざまな側面から消費されていく。私にはその消費されていく経験がないので、名称の使用は認められてはいるものの、師匠が商標登録を取った気持ちを尊重したいという思いもあり、「三枚重つまみ」と付けてみたのでした。

この消費されるということ、大きな組織や有名人だと箔となるんでしょうけどね。やはり個人とは違うドライビングテクニックが必要だと感じます。かといって個人には箔をもつ資格がないということでもないのが難しいところ。

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