水に揺蕩う姿が涼やかなクラゲ。夏のイメージが強いかと思いますが、癒しの象徴として一年を通して愛されており、クラゲ愛好家の心を惹きつけてやみません。
そんなクラゲをモチーフに、つまみ細工で根付を制作しました。
本体部分には薄絹を使用し、クラゲの透け感を。
作品1・2 ↑ にはレーヨン糸とチェーンで作った足を組み合わせており、実際のクラゲのように絡まり合う様子も再現しています(※軽く絡む程度で簡単にほどけます)。
作品3 ↓ は、一般的的なクラゲ形を踏襲しつつ、色味と足はカツオノエボシの美しさを参考にしています。
クラゲの笠の縁が帯にふれ、動きにあわせて帯の上をころころと転がる様子も印象的。
やや大ぶりな根付飾りではありますが、夏のお出かけや水族館巡り、そしてクラゲ好きの方々の集まりにも(そんな集まりがあるかどうかはさておき)──ぜひ海月の根付をお供にどうぞ。
『製作経緯』
ミズクラゲの、ベレー帽のような薄く広がった丸み。
実際のミズクラゲは、丸みの淵からまつ毛のような短い毛があるだけで、すぐ絡まってしまう長い足はないようなのですが、クラゲのイメージとして、長く流れる足は欲しい。そこで、アカクラゲやアマクサクラゲ、カツオノエボシなどを参考に、それぞれ2種類の足を持たせました。
大きさ
1緑青紫:約 縦100×横43mm
2水紫青:約 縦110×横45mm
3紫黄青:約 縦125×横56mm
素材
つまみ細工:絹
土台 :綿
根付紐 :レーヨン
1緑青紫:ファントム ガーデンクォーツ
2水紫青:ファントム ガーデンクォーツ
3紫黄青:淡水パール
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